コラム
車検費用はどんな修理が発生すると高くなるの?
車検費用は時には10万円、時には15万円などバラつきがあり、「今回は料金が高かったな」なんて思うこともあるかと思います。
これはおそらく消耗品や交換が必要なパーツが発生したため、料金に反映されたと思われます。
例えば、エンジンオイルやエンジンオイルフィルター、ラジエター液などは頻繁に交換するものなのでそこまで高額な費用にはなりません。
高額な費用になりやすいのはズバリ、ブレーキパッド。
ブレーキパッドとはブレーキをかけたときにスピードを落とすためにタイヤを挟み込むパーツのことです。これはブレーキをかけるたびにタイヤに擦れるので、だんだんと磨耗していきます。
車検は2年に1回行う形ですが、このブレーキパッドは2年に1回必ず交換するとは限りません。
「今回はとりあえず大丈夫かな」などと交換を見送られることもあります。
つまり2年に1回交換することもあれば、4年に1回交換することもあるということです。
ブレーキパッドは車種によって費用が異なるものの、少なく見積もっても1万円、場合によっては1万5000円ぐらいかかります。
これが費用が変動する大きな要因と言えるでしょう。
ブレーキパッドは走行面でとても重要なパーツなので交換を渋るわけにはいきません。
摩耗時は必ず交換を行いましょう。