コラム
車の傷は範囲が広すぎるとパーツ交換が必要?
例えば、ガードレールなどに擦ってしまい、ドア付近が30センチ以上傷ついてしまったなんてこともあるでしょう。
傷の範囲が広すぎると板金塗装ではなく、パーツ交換が必要なのではと心配される方もいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、傷の広さはそこまで問題ではありません。
むしろ傷の深さや傷ができてしまった箇所が重要です。
例えば、ドア周りですと板金塗装しやすい箇所なので、範囲が広くても板金塗装で修繕可能です。
一方、バンパーを傷つけてしまった場合は板金塗装ではなく、交換を検討した方が良いケースがあります。
バンパーはドア周りと違って金属素材ではなく、樹脂素材となっていて、割れやすい性質があります。
傷ついてしまうとさらに亀裂が広がってしまう恐れもあるため、その場合は塗装ではなく、交換を検討した方が良いケースがあります。
どのぐらいバンパーに傷が入ってしまったかで、塗装か、板金塗装かの判断が下されます。
他にはフロントガラスやサイドミラーなどのガラス部分も修繕より取り替えを検討した方が良いケースが多いです。
数ミリ程度の1点のみの傷でしたらガラスリペアである程度目立たなくすることができますが、亀裂が入ってしまったり、傷が深いと強度の問題もあり、交換した方が安全です。
フロントガラスやサイドミラーは走行面で重要なパーツでもあるので、交換を推奨することが多いです。